2009年1月28日水曜日

「レボリューショナリー・ロード」で気分はブルー・・。

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが、タイタニック以来の競演ということで、テレビCMがガンガン流れている「レボリューショナリー・ロード」を知人と見てきました。
というわけで、珍しく映画のレビューと言いますか、感想などをちょっと書いてみます。

レオ様とケイトの競演と聞くと、なんだか甘いラヴストーリーと勘違いする人がたくさんいそうですが、そんな気持ちで見に行くと、あまりのギャップの大きさに、放心状態になること受けあいです。(>▽<;

舞台は1950年代のアメリカ。フランク(レオ)とエイプリル(ケイト)のウィーラー夫妻は、閑静な住宅街に住み子供にも恵まれ、周りからみると理想のカップル。しかし、自分たちは特別なんだという自意識過剰なカップルでもあります。
何の変哲もない営業職という仕事に不満を持ちつつも、あくまで現実を見据えた生活を続けようとするフランク。女優の夢が破れ、単なる専業主婦としておさまってしまい、現実と理想のギャップに悩むエイプリル。
そんな生活の中、エイプリルは現状の何もかもを捨てて、パリで暮らすことを提案します。
一度はその人生をリスタートする提案に賛成したフランクですが、仕事で認められたこともあり、エイプリルとは次第に考え方が変わっていき、二人は激しく衝突していくようになります。

ネタバレしない程度にあらすじを簡単に書くと、まあこんなところですね。
二人の演技は素晴らしかったと思います、二人の喧嘩シーンなんかは鬼気迫るものがありました。特にエイプリルを演じるケイトの演技には引き込まれるものがあります。
また、細かい演出がうまいです。
冒頭の二人並んで歩くシーンの、絶妙な距離感とか、整然と整理された朝食前の家の中の風景。そしてラストシーンのおじいさんの・・・が、次第に・・・になっていくとことか。(^▽^;)

見終った後の感想は、「こりゃあなかなかスゴイ映画だった・・・」ですが、もう一度みたいかと聞かれると、返答にこまりますねー。
あんまり書くとネタバレなりますが、なんと言うか、ドロドロのグシャグシャで、内容がエグイ映画でした・・・。

恋人同士なら、これを見て将来を語るのはアリかもしれませんが、長くつれそった夫婦では見ないほうが良いかも??

ブログランキング参加中、ぽちっと応援お願いします。

0 件のコメント: